WORKS / 施工事例
和モダンを感じる旗竿地の家
この住宅は、耳成山の麓の住宅地内に建ち、旗竿型の敷地形状を生かした住空間創りを行っている。
道路に接続する敷地の部分には駐車場と建物から飛び出すように玄関を設けて、敷地奥に住宅を配置する計画とした。
道路側から見ると、敷地の奥に木製の縦格子が印象的な玄関部分のみが、住宅本体から飛び出すように設けており、道路側からは、住宅の全体ボリュームを感じることがない配置計画となっている。
リビングは小上がりの畳スペースになっており和テイストを感じられる空間となっている。
また上部は南に面して吹き抜けになっていて、上部にも開口を設けることで、自然光をキッチンの奥の方まで導くことができる。
小上がりの畳スペースには、リビングとキッチンとの間に縦格子をアクセントとして設け、畳スペースに合ったオーダーソファー設置するなどして、和モダンの雰囲気を創り出している。
また、ダイニングの傍の天井には、2階の天窓から光を導く光井戸を設け、暗くなる縦に細長いLDKの奥の部分を自然光で明るさを確保する工夫を行っている。