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みなさんは、家で何をして過ごされていますか。コロナの影響で自宅での時間が長くなるなか、「在宅勤務になったから、広くて居心地いい家に住みたいな」「外出できないし、おうちで楽しめる趣味はないかな」など、“おうち時間”を充実させたいと考えた方も多いですよね。これからは今までとは違った視点で、家づくりにこだわってみませんか?
お庭の小さな畑で家庭菜園をはじめる

私たちのモデルハウス「kokage Salon」では、家のお庭に畑をつくることをおすすめしています。広い敷地が必要というイメージがあるかもしれませんが、1~2坪くらいの小さな畑でも、2~3種類くらいの野菜や果物を育てられますよ。
おうちにこもっていると、運動不足も気になるところ。家庭菜園は、親子ではじめる趣味に最適です。おひさまの光を浴びながら、土を耕したり収穫したり、体を動かしてリフレッシュしてみませんか。
広いキッチンでおうちゴハンを楽しむ

お庭の畑でとれた野菜やハーブは、広いキッチンですぐにお料理。
朝ごはんを庭で食べてみたり、おつまみをつくって晩酌したり・・・親子でおやつをつくっておうちカフェを楽しむのもいいですね。
そんな“食”にまつわるおうち時間を楽しくするのが、家族や友人とワイワイ料理ができる、アイランドキッチン。おしゃれなキッチンツールやお気に入りの器を飾って収納できる造り付けの食器棚や、常備食がたくさんしまえるパントリーもおすすめです。
機能性とデザインを両立させ、収納を充実させることで、使いやすく見た目もすっきり。毎日の料理がきっと楽しくなりますよ。
パパママにもプライベートルームを

家族みんなで楽しむ時間はもちろん大切。でもパパママにも、趣味や仕事に集中して、思い思いの時間を過ごせる空間が必要なのではないでしょうか。
仕事やパソコンに集中できる書斎。読書を思いっきり楽しめるおうち図書館。大好きなコレクションを主役にした趣味部屋。
小さくても構わないので、自分だけのこだわりのプライベートルームをつくってみませんか?夫婦それぞれに専用空間があれば、お互いに気を使わず在宅勤務にも取り組めます。
しかし「パートナーが自室にこもってしまうかも」と心配になる方も。その場合はリビングのそばにつくったり、半個室にしたり、家族とのコミュニケーションが取れる工夫をしましょう。
まとめ
モデルハウス「kokage Salon」の由来は、『木陰でホッと一息つくような、そんな暮らしを』という想い。忙しい毎日のなかでもホッと一息つけるような場所、毎日を楽しめるようなアイディアを提供しています。
家にいる時間が増えている今だからこそ、自分や家族がどんな生活をしていきたいか、どんな家なら充実した毎日を暮らせるのか、いっしょに考えてみませんか。
モデルハウス「kokage Salon」の気密検査を行いました。
弊社ではLIXILにて全棟気密検査を行っております。

機械で圧をかけて隙間がないかを調べる検査です。

窓まわりの隙間や柱の継ぎ目など細かいところまでチェックし、隙間を無くす工夫をしています。


このような機械で測定しています。


結果は隙間を表す数値のC値:0.14(家全体で5cm角の隙間しかありません)
弊社ではC値:0.5以下を標準としています。
下請けに丸投げではなく、気密の施工を理解している社員大工が施工をするのでこの数値をお約束させていただいております。

モデルハウス「kokage Salon」の断熱材施工を行いました。
弊社の断熱材はLIXILのスーパーウォールという断熱材を採用しております。
外壁面から一枚一枚隙間のないように丁寧に施工していきます。



スーパーウォールは断熱材35年無結露保証です。

外壁面はパーティクルボードという木質ボードになっており、釘でしっかりと施工していきます。

アイディールブレーンの制振テープです。
兵庫県南部地震を何度も与えた実物大振動実験に於いて、制震テープを使用すれば、住宅の揺れ(層間変位)を最大80%低減できることを確認しています。
弊社では耐震だけではなく、耐震性能を維持するために制振も標準仕様となっております。

モデルハウス「kokage Salon」の上棟を行いました。
上棟の際は香芝の森田工務店のメンバーと共に工事を行っております。

若手の育成も積極的に行っております。


弊社では気密性能を高めるためにプレカットは金物工法を採用しています。

柱の隙間を作らないように気密テープを外周全ての柱部分に施工しています。

天候にも恵まれ、無事上棟を終えることが出来ました。


弊社は品質管理を自社ではなく第三者検査機関の株式会社Prosum様にて共同で行っております。
建築基準法や瑕疵担保責任保険の法的基準として定められている領域はごくわずかしか決まっていません。
弊社では瑕疵担保責任保険の範囲はもちろん、工事の始まりから終わりまで第三者検査機関の検査を受けることで、ミスや施工不良を無くす取り組みを行っております。

図面上ではしっかりと図示されており構造計算等をクリアしていても現場の施工が伴っていないと意味がありません。
皆様も住宅会社を選ばれる際は、第三者検査機関の検査があるかどうかも検討材料の1つにしていただければと思います。

協力業者様立ち会いのもと、指摘事項をその場でしっかりと対応しています。
随時現場の状況を更新していきます。
フェイスブックにて更新情報がリアルタイムでアップされますので是非そちらをフォローいただければ嬉しいです。
株式会社Prosum様のFacebook
弊社のFacebook
モデルハウス「kokage Salon」の家づくりのこだわりは、自然光で明るくゆったりとした暮らしがおくれる、大きな窓と吹き抜けのあるリビング。高い天井で開放感があり、ここちよい自然光と風につつまれて、お茶を飲んだり読書をしたり家族でのんびりした時間を過ごせます。
しかし、吹き抜けを検討するときに気になるのが掃除について。「天井が高いので掃除が大変そう」という理由で躊躇している方もいるのでは?
そこで今回は、吹き抜けの掃除について詳しく解説します。
吹き抜けの掃除は大変?

結論から言うと、吹き抜けは業者に頼まなくても、ご自身で掃除することができます。頻度もそこまで多くなく、1年に1回程度掃除される方が多いです。
「脚立に登って掃除するのは危ないのでは?」と思いますよね。しかし最近は吹き抜け掃除専用の柄の長いモップ・ワイパーなども売られているので安心です。
1階の床に足をつけたまま、高い場所にある窓を拭いたり、ホコリを払ったり、安全に作業を進めることができます。
吹き抜けに溜まる汚れは、ホコリやクモの巣といった簡単に落とせるものがほとんど。日常的な掃除は、さっとホコリを払うだけでOKです。
吹き抜け掃除に便利な掃除用具

おすすめしたいのが、柄を5mほどまで伸ばせる、伸縮性のワイパーです。通販やホームセンター等で売っているので、1本持っておくと良いでしょう。値段も5千円前後からと、ずっと使っていくことを考えるとお手軽な価格です。
よく見るのが、柄の先の部分を取り替えられる商品。モップ・ワイパー・スポンジ・スクイージーなどに付け替えることができ、天井のホコリ取りからガラス拭きまで1本で済ませることができます。もちろん他の部屋の高所の掃除や、外壁掃除にも使えますよ。
モップ・はたき
天井・壁・照明・シーリングファン・エアコンの上などのホコリ取りに。次に紹介するワイパーにクイックルワイパーなどを挟み込んだものでも代用できます。
雑巾・クロスを挟み込むワイパー
窓ガラス・サッシの水拭きや、中性洗剤などを使った掃除にも使えて便利!がんこな汚れは、中性洗剤やエタノールをつけた雑巾で拭き、水拭きで仕上げるとキレイに。
スポンジ・スクイージー
窓ガラスを濡らしたスポンジでこすり、スクイージーで水を切ります。スクイージーを使うと、雑巾の繊維や拭き跡が残らずキレイな仕上がりに。スポンジがなければ、軽く絞った雑巾で水拭き→スクイージーでもOKです。
吹き抜けの掃除方法~窓・照明・シーリングファン~

今回は水拭きや窓掃除の方法もご紹介しますが、これは汚れが気になったときでOK。普段は、窓枠やシーリングファンのホコリをモップでさっと拭き取っておくので十分です。
こまめにホコリを取り、窓をさっと拭くくらいの簡単なお手入れをしておけば、大掛かりな掃除を頻繁にしなくてもキレイな状態が保てます。
1|掃除前の準備
吹き抜けを掃除すると下にホコリが落ちるため、なるべく家具や小物などを別の場所に移動させておきましょう。もし動かせない物があれば、ゴミ袋やシートなどをかぶせておきます。
2|ホコリ取り
まずは天井・壁・窓枠・照明等についたホコリを、柄の長いモップなどでさっと払って落とします。
シーリングファンもホコリがつきやすい場所。モップやはたきで撫でるように拭き取りましょう。換気扇のように油汚れがつくわけではないので、基本的にはホコリだけ取ればOKです。
3|水拭き
窓枠やサッシなどホコリ以外の汚れが気になれば、柄付きワイパーに水を含ませた雑巾を挟み込んで拭きます。水だけで汚れがなかなか取れない場所は、中性洗剤・エタノールを染み込ませた布で拭き、最後に水拭きで仕上げます。
4|ガラス掃除
窓のガラス部分は、伸縮性ワイパーのスポンジを濡らして拭き、スクイージーで水拭き。もしくはワイパーに濡らした雑巾を挟み込んで拭くのも手軽でおすすめです。
窓の外側の汚れは、ホースで水をかけてスクイージーで水を切るのが手軽。隣家との距離が近い場合は水が飛んでしまうので、水拭きなどで対応しましょう。外側を先に掃除しておくと、内側の汚れが見やすく掃除しやすいです。
5|床のホコリを掃除
最後に床に落ちたホコリを、掃除機で吸い取ります。
まとめ
吹き抜けの掃除は、やってみると意外と簡単。高所用の柄の長い道具さえ持っていれば、気づいたときにさっとホコリをとったり窓を拭いたりできますよ。
また、家づくりの段階で掃除しやすいよう工夫しておくことも大切。最低限の掃除が自分でもできるよう、設計段階で相談してみてくださいね。吹き抜けの設計に慣れた住宅会社にお願いすると、掃除しやすさについてもいろいろと配慮してもらえますよ。
この度、人気カメラマンのnijiiro film(@nijiiro_film)米田氏(@yone1988)をお迎えしてコラボレーションフォト企画を始動致します。
香芝市で家づくりをする私たちがどうして家族写真を撮るのか?それは家族の一生に寄り添いたいから。
世代を超えて住み継ぐ家づくりと写真から、あなたの暮らしを豊かに。
家族フォト

家族写真撮影
20カット/撮影時間1.5h
35,000円(税抜)※1
家族ライフイベント撮影
50カット/撮影時間3~4h
イベント例:七五三/お宮参り/入卒園式etc…
45,000円(税抜)
【セット割】家族撮影3組セット
1組20カット以内/1日に3組での撮影
撮影時間1組あたり2h/ロケーションでの撮影になります
グループで50,000円(税抜)
【セット割】家族撮影5組セット
1組15カット以内/1日に5組での撮影
撮影時間1組あたり2h/ロケーションでの撮影になります
グループで60,000円(税抜)※1
【セット割】事務所での家族写真撮影会セット
1組3カット以内/1日に8組での撮影
撮影時間1組あたり1h
10,000円(税抜)※2
マタニティフォト

マタニティロケーション撮影
20カット
撮影時間2h/自宅撮影可
35,000円(税抜)※1
ニューボーンフォト

ポージング3種類・15カット
撮影時間3~4h/ご自宅での撮影
58,000円(税抜)※2
※1
こちらの表記は参考価格となります。撮影内容によって金額調整可
※2
別途助産師同行での撮影実施になります。
家を建てるときには、理想のライフスタイルを思い浮かべてみてください。
「明るいリビングでゆったりした時間をとりたい」「趣味をぞんぶんに楽しみたい」家族によって、さまざまな夢があることでしょう。
そんななかで「家庭菜園を楽しみたい」「自然とともに豊かな暮らしをおくりたい」そんな夢がある方におすすめしたいのが、庭に小さな畑をつくること。お子さんが自然について学べる場にもなりますよ。
自然と寄り添う豊かな暮らし

「いつか自然豊かな場所でのんびり暮らしたい」そんな漠然とした憧れを持っている方は多いのでは。
-朝起きてリビングから外の緑を眺め、ゆっくりとコーヒーを淹れる。
-植物の手入れをし、間引きしたベビーリーフでサラダをつくる。
-週末には家族で手入れや収穫をし、新鮮な野菜でちょっと凝った料理を。
お庭と小さな畑からうまれる、そんなていねいな暮らしを楽しんでみませんか。
食べて動いて健康に

普段オフィスワークで体を動かすことの少ない大人も、テレビやゲームが好きで家にこもりがちな子どもも、畑仕事でしっかり体を動かせば、運動不足の解消になります。
土に触れ、雑草を抜いて、種まき、水やり、収穫・・・たっぷり体を動かすと、ごはんがおいしく食べられて、夜もぐっすり眠れますよ。
自家製野菜は新鮮でおいしい

自分で手間暇かけてつくった野菜や果物の味は格別!新鮮で、甘くて、食わず嫌いだった野菜もおいしく食べられるかも。
スーパーに行けばたくさんの野菜が並んでいますが、家庭菜園の良さは、体にも良くて一番おいしい旬の野菜が食べられるということ。
無農薬で育てることもできるので、安心安全な野菜を食べたい、家族に食べさせたいという方にもおすすめです。
畑で広がるご近所の輪

小さな畑をとおして、ご近所や地域の方たちとのコミュニケーションがとれることも大きなメリット。
-初心者のうちは、ご近所の方に野菜の育て方を相談してみる。
-たくさん収穫できたら、ご近所におすそわけ。
-祖父母や友人といっしょに畑仕事をしてみる。
-作業がおわったらそのままお庭でバーベキュー。
子どもたちも地域の方々に囲まれて育つことで、さまざまなことが学べるはずです。
小さな畑を活かした家づくり

私たちは、なんとなく庭の端の余っているところに畑をつくるのではなく、お部屋や外との関係までよく考えて、小さな畑をぞんぶんに活かせる家づくりをおこなっています。
庭・畑を“第二のリビング”に
せっかくつくったお気に入りの庭や畑は、フル活用しなくてはもったいない。庭・畑は“たまに使う場所”ではなく、遊びや食事やくつろぐスペースとして使える“第二のリビング”と考えて設計しませんか。リビングの大きな窓から庭が見えることで、気軽に外に出られるように。リビングも明るく、実際の面積より広々と開放的に感じられます。
庭・畑でまちとつながる
庭・畑と、外のつながりも大切です。畑や庭を含めた景色を地域の方々と共有することで、畑の手入れで外にでたときに、ご近所と知り合いになるきっかけにもなります。しかし、家が丸見えになってはプライバシーが守られません。外とのつながりや日差しは確保しつつも、外からの視線には配慮して植栽などを組み合わせて設計していきます。
まとめ
都会、住宅街に住んでいると、会社と家の往復だけでなかなか自然と触れ合う機会がありません。小さくてもいいから家に畑をつくることで、日常のなかで自然に触れながら心豊かに暮らせます。間引きや水やりなど手間もかかりますが、体を動かして汗をかき、お風呂でサッパリしておいしく食べる、体も心もすっきりとリフレッシュできますよ。

今宮戎神社の方々にお越しいただき、モデルハウス「kokage Salon」兼新社屋の地鎮祭を無事行うことができました。
天候にも恵まれ、弊社社員と関係者一同で滞りなく行うことができました。

板張りとスイス漆喰の外壁に「kokage Salon」のコンセプトでもある庭と畑を計画しています。

営業の仲山(左)と設計担当の谷口氏(右)
今後は現場の進捗をお伝えしていきますので是非ご覧下さい!
-夏は涼しく、冬は暖かい家に住みたい。
-光熱費は、なるべく安く抑えたい。
-体に負担をかけず、快適で健康に暮らしたい。
こういった想いをすべて叶えるのが、「パッシブハウス」という考え方です。体にも環境にもお財布にも優しい、快適な家づくりについて考えてみませんか。
パッシブハウスとは?

「パッシブ(Passive)=受け身の」
アクティブ(Active)の反対語です。つまりパッシブハウスとは、建物の性能の向上によって、アクティブな冷暖房器具に頼りすぎずに快適性が保てる家のことを指します。
パッシブハウスはもともとドイツの「パッシブハウス研究所」が提唱したメソッドで、今では世界中に広がっています。太陽や風といった自然の力をうまく使うことで、省エネルギーで心地よい環境に。冷暖房の使用頻度が下がるので光熱費が抑えられ、体にも環境にも優しい家をつくることができます。
太陽の熱と明るさをうまく使う

冬は太陽の熱を最大限に使って暖かく過ごしたい。しかし、夏になると今度は、太陽の光を室内に入れすぎず、涼しく過ごしたいですよね。
私たちが建てる住宅は、リビングに大きな吹き抜けを設けているのが特徴です。大きな窓から差しこむ太陽の光で家全体が明るく、高い天井で開放的な空間をつくります。
しかし、吹き抜けがあると、夏は暑そうだし冬は寒そう・・・というイメージがありませんか?そこで重要になるのが、パッシブハウスの考え方です。
・冬:南側の大きな窓から太陽光をたっぷりと室内に取り込み、お部屋をぽかぽかと暖かく
・夏:庇や軒で暑すぎる日差しをカットし、お部屋を涼しく快適に
実は太陽の角度は夏と冬で違い、夏は高い位置から、冬は低い位置から光が差しこみます。この角度をしっかり計算して庇・軒をつくることで、夏の日差しだけ効率よく遮り、冬は庇をくぐりぬけた光が部屋の奥まで届くのです。
風の流れを予測する

心地よい住宅環境をつくるためには、風通しもとても大切です。建物の風の流れを計算しながら、うまく家全体に風が通り抜けるように設計します。高い位置に小さな窓を設けることで、吹き抜けの上下に風が通り、建物にたまった熱が効率よく排出できます。
太陽と風の力をうまく使うには、その土地の条件にきちんと合わせてつくることが大切。規格化されたプランで、家を大量生産しているメーカーにはなかなか難しいことです。
地元密着の工務店だからこそ、その土地の気候を理解し、自然の力をうまく使った住まいをつくることができます。
日本の家は寒い!?
よく言われるのが、「欧米に比べて日本の家は寒い」ということ。冬のお風呂場が寒すぎてお風呂に入るのが億劫だったり、廊下に出たときにヒヤッとした寒さを感じたり・・・そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。
実際に日本では年に1万7千人もの方がヒートショック関連で亡くなっていると言われ、その人数は交通事故の死亡者数よりも多いほど。冬の日本の家の寒さは深刻です。
鎌倉時代に書かれた徒然草のなかに、こんな文章があります。
-家の作りやうは、夏をもってむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる-
「家の暑さを考えてつくるといいですよ。冬は寒くてもなんとか住めるけれど、夏の熱い住宅には耐えられませんから。」といったような意味です。このように昔の日本の家は、夏を優先して、風通しの良い家をつくってきました。ある意味で冬の快適さは捨てていたのです。
しかし、これはエアコンもなく、建築技術も今ほど高くなかった時代のこと。これからは夏の涼しさも冬の暖かさも諦めない、1年中快適な家をつくることのできる時代です。
まとめ
私たちがめざすのは、家族にとって価値があるものに囲まれて、心地よく暮らせる家。冷暖房器具や便利な設備はあとからいくらでも買い足すことができますが、家の性能自体はあとからなかなか取り替えることができません。
地域の気候風土、その土地の特徴、そういった変わらないものにはしっかりお金をかけ、少ないエネルギーで心地よく暮らす。「寒ければ服を着込めばいい、ちょっとガマンすればいい」そんなストレスから開放されて、春夏秋冬気持ちよく暮らせる家づくりをしませんか。