トップライト(天窓)とは、屋根や天井に設置された窓のこと。吹き抜けにつくると、光がふんだんに入ってきて、すごくおしゃれな空間になります。
今回は、トップライトの魅力をご紹介。「雨漏りしない?」「メンテナンスは?」などの疑問にもお答えしたいと思います。
吹き抜けにトップライトをつくるメリット
メリット1|採光
一般的な壁面の窓に比べて、トップライトは3倍の採光効果があるとされています。壁面窓なら限られた時間しか光が入りませんが、トップライトなら昼間のほとんどの時間、一定の光量が得られます。朝からたっぷりと光を浴びることで、体内時計も整い、心や体に良い影響を与えるでしょう。
メリット2|開放感
トップライトを通して、上方へと視界が抜けるため、リビングに広がりを感じられます。青空や星空を見上げることもできるので、お子さんの健康な心身を育みたい、自然とふれあいながら育ってほしいという方にもおすすめです。
メリット3|プライバシー性
大きな窓をとりたくても、隣家や周辺道路の位置によっては、視線が気になることもあるでしょう。トップライトなら、プライバシーや防犯面をクリアしつつ採光がとれます。
吹き抜けのトップライトで気になる疑問&デメリット
雨漏りはしないの?
トップライトは屋根に穴を開けてはめ込むので、雨漏りリスク回避のため、製品ごとに屋根の勾配が決められています。また各メーカーで「水密性・気密性・台風暑性」の3つのテストを受けており、強い圧をかけても水が入らないと確認されているので安心です。窓自体の防水性能は高いので、あとは信頼できる業者に正しく施工してもらいましょう。
夏場の暑さやまぶしさは?
室内が明るくなるということは、それだけ夏の日差しをダイレクトに受けるということ。しかし遮熱性の高いガラスを選べば、熱が入りすぎることはありません。また、遮光カーテンやブラインドを取り付けて、入ってくる光を調整することもできます。
どうやって掃除するの?
トップライトはなかなかご自身で掃除されるのは難しいです。室内からは、柄の長いモップが売られているので、そちらで拭き掃除をされてください。外側は業者に頼むのが無難。メーカーによっては、アフターメンテナンスが受けられることもあります。汚れがつきにくいガラスや、回転して外側掃除できる商品を採用されるのも良いでしょう。
まとめ
吹き抜け×トップライトは採光性やプライバシー性などの魅力がありますが、暑さや雨漏りなどの不安も。ぜひ吹き抜けの得意な工務店に相談して、アドバイスをもらってくださいね。