モデルハウス「kokage Salon」の家づくりのこだわりは、自然光で明るくゆったりとした暮らしがおくれる、大きな窓と吹き抜けのあるリビング。高い天井で開放感があり、ここちよい自然光と風につつまれて、お茶を飲んだり読書をしたり家族でのんびりした時間を過ごせます。
しかし、吹き抜けを検討するときに気になるのが掃除について。「天井が高いので掃除が大変そう」という理由で躊躇している方もいるのでは?
そこで今回は、吹き抜けの掃除について詳しく解説します。
吹き抜けの掃除は大変?
結論から言うと、吹き抜けは業者に頼まなくても、ご自身で掃除することができます。頻度もそこまで多くなく、1年に1回程度掃除される方が多いです。
「脚立に登って掃除するのは危ないのでは?」と思いますよね。しかし最近は吹き抜け掃除専用の柄の長いモップ・ワイパーなども売られているので安心です。
1階の床に足をつけたまま、高い場所にある窓を拭いたり、ホコリを払ったり、安全に作業を進めることができます。
吹き抜けに溜まる汚れは、ホコリやクモの巣といった簡単に落とせるものがほとんど。日常的な掃除は、さっとホコリを払うだけでOKです。
吹き抜け掃除に便利な掃除用具
おすすめしたいのが、柄を5mほどまで伸ばせる、伸縮性のワイパーです。通販やホームセンター等で売っているので、1本持っておくと良いでしょう。値段も5千円前後からと、ずっと使っていくことを考えるとお手軽な価格です。
よく見るのが、柄の先の部分を取り替えられる商品。モップ・ワイパー・スポンジ・スクイージーなどに付け替えることができ、天井のホコリ取りからガラス拭きまで1本で済ませることができます。もちろん他の部屋の高所の掃除や、外壁掃除にも使えますよ。
モップ・はたき
天井・壁・照明・シーリングファン・エアコンの上などのホコリ取りに。次に紹介するワイパーにクイックルワイパーなどを挟み込んだものでも代用できます。
雑巾・クロスを挟み込むワイパー
窓ガラス・サッシの水拭きや、中性洗剤などを使った掃除にも使えて便利!がんこな汚れは、中性洗剤やエタノールをつけた雑巾で拭き、水拭きで仕上げるとキレイに。
スポンジ・スクイージー
窓ガラスを濡らしたスポンジでこすり、スクイージーで水を切ります。スクイージーを使うと、雑巾の繊維や拭き跡が残らずキレイな仕上がりに。スポンジがなければ、軽く絞った雑巾で水拭き→スクイージーでもOKです。
吹き抜けの掃除方法~窓・照明・シーリングファン~
今回は水拭きや窓掃除の方法もご紹介しますが、これは汚れが気になったときでOK。普段は、窓枠やシーリングファンのホコリをモップでさっと拭き取っておくので十分です。
こまめにホコリを取り、窓をさっと拭くくらいの簡単なお手入れをしておけば、大掛かりな掃除を頻繁にしなくてもキレイな状態が保てます。
1|掃除前の準備
吹き抜けを掃除すると下にホコリが落ちるため、なるべく家具や小物などを別の場所に移動させておきましょう。もし動かせない物があれば、ゴミ袋やシートなどをかぶせておきます。
2|ホコリ取り
まずは天井・壁・窓枠・照明等についたホコリを、柄の長いモップなどでさっと払って落とします。
シーリングファンもホコリがつきやすい場所。モップやはたきで撫でるように拭き取りましょう。換気扇のように油汚れがつくわけではないので、基本的にはホコリだけ取ればOKです。
3|水拭き
窓枠やサッシなどホコリ以外の汚れが気になれば、柄付きワイパーに水を含ませた雑巾を挟み込んで拭きます。水だけで汚れがなかなか取れない場所は、中性洗剤・エタノールを染み込ませた布で拭き、最後に水拭きで仕上げます。
4|ガラス掃除
窓のガラス部分は、伸縮性ワイパーのスポンジを濡らして拭き、スクイージーで水拭き。もしくはワイパーに濡らした雑巾を挟み込んで拭くのも手軽でおすすめです。
窓の外側の汚れは、ホースで水をかけてスクイージーで水を切るのが手軽。隣家との距離が近い場合は水が飛んでしまうので、水拭きなどで対応しましょう。外側を先に掃除しておくと、内側の汚れが見やすく掃除しやすいです。
5|床のホコリを掃除
最後に床に落ちたホコリを、掃除機で吸い取ります。
まとめ
吹き抜けの掃除は、やってみると意外と簡単。高所用の柄の長い道具さえ持っていれば、気づいたときにさっとホコリをとったり窓を拭いたりできますよ。
また、家づくりの段階で掃除しやすいよう工夫しておくことも大切。最低限の掃除が自分でもできるよう、設計段階で相談してみてくださいね。吹き抜けの設計に慣れた住宅会社にお願いすると、掃除しやすさについてもいろいろと配慮してもらえますよ。