木を育てること。難しいな、、、と感じていませんか??
一度でも育てていた植物を枯らしてしまった経験があると、なかなかの一歩が踏み出せないかと思います。
今回はそんな方たちのお悩みを解消する、育てやすい木をご紹介します!
育てやすい木
アオダモ
アオダモの枝はやわらかい印象の枝で、4月に白い花が咲き、9月に丸い実をつけます。
とても風情があり、自然風の庭には欠かせない存在です◎
また、年月を重ねるごとに幹に模様ができ、放っておいても美しい樹形になります。
アオダモのお世話といえば、葉が落ちる落葉期に絡んでいる枝や徒長枝(とちょうし)をつけ根から取り除く程度で良いのです!『徒長枝』とは、切るべき枝とされているものの1つで「徒(いたずら)に伸びた枝」という意味を持ちます。この枝を放置しておくと木とって悪影響があることも、、、なので、葉が落ちる時期に先ほどお伝えしたお手入れさえしっかりすれば、簡単に育てられます。
庭木としてもよく栽培されていて、シンボルツリーとしても好まれています!
カツラ
落葉樹高木で、ハート形の優しい雰囲気の葉が風に揺らぐ姿が魅力的で、秋には葉が黄色く色づきます。
開花期が終わったときと、落葉期に剪定をして、高さの調整と張り出す枝を整理します。自然樹形になるように、枝を間引く程度に剪定するといいでしょう。
カツラはまっすぐ伸びるので、やや狭いところでも植栽可能な木です。
葉が「焼き菓子」のようなとても甘い香りがするので、心もリラックスできます◎
甘い香りがするので虫が寄ってくるのでは、、!?と思われた方がいらっしゃると思いますが、対策方法があります!
雨をしのぐために虫は葉の裏にいるので、水やりの際に木の下から上に向かって、葉の裏側に水をあてるイメージで水やりをすると、防虫効果になります。
水のやり方一つで防虫効果があるので、ぜひお試しくださいね!
ジューンベリー
ジューンベリーは6月に赤い果実をつける落葉小高木で、春に咲く白い花、新緑の葉、初夏の小さな宝石のような果実、秋の紅葉と四季折々に楽しむことのできる果樹です。
清楚な感じがとても美しく、いろいろなタイプの庭に似合うので、洋風のおうちにも和風のおうちにも相性がいいです!
葉は楕円型で、ギザギザがあります。
摘み取ったジューンベリーの果実は生でも食べることができますが、赤い実は酸味が強く、熟した紫の実は甘みが強いです。
たくさん収穫できた時には、煮詰めてコンポートにしたり、ジャムにしても美味しいので、ジューンベリーには楽しみ方がたくさんあります◎
レモン
白色と薄い紫色の2色が咲き、年3回開花します。レモンができるのは、11月~3月と時期が長く、たくさんの実をつけます。
新しい花や枝の数が増えていき栄養を使い過ぎると、実の方が十分に育たないことがあるので、お手入れは枝が増えすぎないよう、適度に減らしておきましょう。お手入れはそのくらいでOKです!
自分で育てたレモンを収穫して作ったお茶、レモンジャム、レモンケーキなど、いろいろなお料理に変身して味わえることを想像すると、初めてレモンを育てる方でも頑張ってみよう♩と思えますよね!
オリーブ
オリーブは常緑の高木で、洋風のお庭によく合うといわれている樹木で、他の植物にはないような葉色や、スモーキーで乾いた感じの幹や枝の色、といった魅力的なポイントがたくさんあります!
葉は表面に毛があるので、ふわふわとした優しい印象の葉です。
乾燥に強いので、やせた土地でもよく育ち、寒さや潮風にも強いので庭木に適しています。
オリーブは、初夏になると白や黄白色の小さな可愛い花をたくさん咲かせ、そのあとには丸くて可愛らしいグリーンの実をつけるのです。
その実は赤、紫、黒へと成熟し、そのまま食べるとかなり渋いのですが、加工すると美味しいオリーブオイルやピクルスなどに大変身します!
オリーブの実がつくかつかないは剪定次第といわれています。春から初夏に伸びた新梢に、翌年花を咲かせて実をつけます。剪定の時にはなるべく新梢を残して、混み合ったところを中心に剪定することが大切なポイントです◎
光も風も良く通り、小鳥がすり抜けられるくらいの枝ぶりを目指しましょう。
まとめ
植栽スペースがあれば、ぜひおすすめしたいシンボルツリー。名前の通り、その家の顔となる樹木なので、その家を印象づけるものであればどんな木を選んでも構わないのです。家族の好きな樹木や、家の外観(和風や洋風など)と調和するものをシンボルツリーとして植えてみてはいかがでしょうか☆
実のなる木も、今回ご紹介した木は初心者の方でも育てやすい種類なので、植えて、育てて、食べるまで、四季を感じながら楽しんでいただけたらなと思うので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!