住宅の構造には、木造意外にも鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)などさまざまあります。私たちが提供しているのは、ぬくもりのある木の家。構造だけでなく、床などの内装にもふんだんに木を取り入れています。
『木の家』のメリット
心地よい温もり・肌触り・香り
なんといっても、裸足で歩いたときの温かみや柔らかさ、リラックス効果のある香りが魅力!それに加え木材は『調湿作用』をもち、お部屋の湿度をいつも快適に保ってくれます。ジメジメと湿気の多い日には余計な水分を吸い、乾燥した日には水分を放出。高温多湿の日本にぴったりな素材です。
将来的にリフォームしやすい
木造住宅は主に「在来工法(柱や梁で支える)」「2×4工法(壁で支える)」の2種類に分けられます。大手ハウスメーカーでは2×4工法のこともありますが、ほとんどの工務店では在来工法が採用されています。
在来工法は柱・梁などの『線』で支えるので、壁を動かしたり撤去したりしやすいのが特徴。間取りの自由度が高く、将来的なリフォームもしやすいんですよ。
何十年と長く住める
日本には、1000年以上も前に建てられた木造建築物がいくつも残っています。きちんと建てて、きちんとお手入れをすれば、何世代にもわたって住むことができるのです。
床などに使われる無垢材は、年月とともに色が濃く、深みを増していきます。傷もつきますが、それも良い味わいに。使えば使うほど、魅力的になっていくのも、木の家のメリットです。
『木の家』の疑問&デメリット
火事で燃えやすいのでは?
木材は可燃性の素材。鉄やコンクリートに比べると燃えやすいのは事実です。しかし意外なことに、木の家は、鉄より火災に強いともいわれています。
鉄は火災で高熱にさらされると、一気に強度を失ってグニャリと曲がってしまいます。
一方、柱や梁のように太い木材は、表面が焦げるのみ。『炭化層』ができて芯まではなかなか燃えないので、十分な避難時間が確保できるというわけです。
耐久性は大丈夫?
木造住宅で気をつけたいのが、シロアリ被害・湿気・雨漏りによる腐食です。
①シロアリの被害に合いにくい樹種を選ぶ、②適切な防蟻処理をおこなう、③結露・雨漏りしないよう施工することで、長く快適に住むことができます。
まとめ
木材は一つひとつ個性を持っており、湿気の含み方による伸縮もある素材。長く住める木の家を建てるには、木の性質に合わせてきちんと施工することがとても大切です。
これから住宅会社を検討される方は、その会社がどんな木材を使われているのか、こだわりをもって建てているのか、しっかりと確認されてくださいね。