こんにちは!
奈良県香芝市にあるデザイン工務店
AND HOUSE です。
地鎮祭、名前は聞くけど何をするの?といった方は多くいらっしゃいます。
本日は地鎮祭とはいったいどういうものか、そして一連の流れをご紹介いたします💡
地鎮祭とは、『建物を新築する際、工事の前にその土地に住む神様に対し、これから土地を利用させてもらう許可を得る儀式』です。
神社に依頼するのが一般的で、酒・水・米・塩・野菜・魚等のお供え物をして、
神主さんに祝詞奏上をしてもらい、工事の安全と家の繁栄を祈願するのが目的です🌟
では一連の流れをご紹介させていただきます!
1.修祓(しゅばつ) 参列者・お供え物を祓い清める儀式
2.降神(こうしん) その土地の神・氏神を迎える儀式
3.献餞(けんせん) 神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式
4.祝詞奏上(のりとそうじょう) 工事の安全と家の繁栄を祈る旨の祝詞を奏上する
5.四方祓(しほうはらい) 土地の四隅をお祓い清める
6.地鎮(じちん) 刈初・穿初・鍬入
神主さまからお施主様が鍬を受け取り、神壇の前に用意されている盛り砂を「えいっ!えいっ!えいっ!」という掛け声と共に、盛り砂を三度掘る仕草をします。
7.玉串奉奠(たまぐしほうてん) 神前に玉串を奉り拝礼する
神主さまから玉串を葉先が左手、元が右手になるように渡されるので、そのまま神前に進み一礼します。
次に玉串の葉先を前方に向けてから、先を右に回しながら元を神前に向ける形にし、玉串案(台)の上へ供え、一歩下がって、二拝・二拍手・一拝の形で礼拝します。
最後に神主さまや参列者に軽く一礼して自分の席に戻りましょう。
8.撤饌(てっせん) 酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる
9.昇神(しょうしん)神蘺に降りていた神をもとの御座所に送る儀式
10.直会(なおらい) 供え物のお神酒をいただく
つづいて、気になる服装についてです👔
服装に決まりは特にありません!
が、あくまでも儀式なので露出が多い服や派手な色の服装は控えましょう。
地鎮祭後にご近所へ挨拶にまわることを考えると、
初対面で露出が多い服装や派手な服装は場合によってはあまりよい印象に取られない可能性もあります。
「もう何を着ていったらわからない!」という方はスーツだと無難です。
また神主さんへのお礼で必要なのが、初穂料(玉串料)です!
お金はのし袋にいれましょう。
ざっと一連の流れと当日の服装をご紹介させていただきました!
いかがでしたか。地鎮祭は必ずやらなければいけないものではないようですが、
工事の安全と家の繁栄を祈願するものですし、工事関係者と顔を合わせる機会でもあります。
良好な関係を築くうえでも、しておいたほうが安心して家づくりを進められそうですね✨